
あなたのアイディアで売り場が進化する!
第2回「わたしが考える未来の売り場」デザインコンテスト
ただいま応募受付中です!(受付期間7/20~9/30)
スーパーやコンビニ、家電量販店やドラッグストアなど、身の回りにはさまざまな小売店があります。そんな小売店でのお買い物をよりいっそう楽しく、豊かにしてくれるのが「売り場」です。近年の売り場は、動画広告をはじめとするデジタルコンテンツ、ユニークな仕掛けや目を引くデザインで思わず足を止めたくなるPOPなど、新しい技術と作り手の工夫によって急速に進化しています。ネットショッピングが一般的になり、コロナ禍で非接触の場面が増えているとはいえ、ワクワク&ドキドキにあふれたリアルなお買い物には、代えがたい魅力があります。
「わたしが考える未来の売り場」デザインコンテストは、「未来の売り場」のアイディアを募集する公募コンテストです。未来の店頭広告や売り場イメージを、次代を担う学生の皆さまの自由な発想で考えていただくために、昨年新たに創設されました。(※昨年の入賞作品は下記 審査結果 でご覧ください)今年は第2回めを迎えます。時代や環境の変化とともに、お買い物体験を豊かにしてきた売り場の未来の姿を若い感性で描いてください。たくさんのご応募をお待ちしています。
課題
「わたしが考える未来の売り場<デザイン/仕組み>はこうなる!」
あなたが考える、未来の [店頭広告] または [売り場イメージ] をデザインしてください。
※詳細は 【応募要項】をご参照ください。
応募資格
2022年9月現在、大学、短期大学、専門学校、高等学校の学生であること。
グループ、個人どちらでも可。国籍は問いません。
賞
金賞(1点)賞金5万円と賞状
銀賞(1点)賞金3万円と賞状
銅賞(1点)賞金2万円と賞状
※該当作品なしの場合もあります。
応募受付
2022年7月20日(水)~9月30日(金)24時
作品発表
2022年11月30日(水)~12月2日(金) 東京都立産業貿易センター(浜松町館)
日本プロモーショナル・マーケティング協会展会場にて、受賞作品を発表展示いたします。
応募要項
課題の詳細、作品規定、応募上の諸注意など、応募に際しての必要事項は下記より応募要項をご参照ください。
応募方法
応募(エントリー)には、IDとパスワードが必要です。
応募者情報登録後、IDとパスワードが発行され、エントリーページへログインが可能となります。
発行されたIDとパスワードで、エントリーページへ進み、応募(エントリー)してください。
2021年度 第1回 審査結果
賞名 | 作品名 | 氏名 | 学校 |
---|---|---|---|
金 賞 | Rainy Days ―テクノロジーの創る体験空間― | 銭谷 脩 | 信州大学大学院 |
銀 賞 | FarMarket | 高橋 知希 | 早稲田大学大学院 |
銅 賞 | ラベルレスペットボトル飲料用冷蔵庫 | 石蔵 由唯 | 同志社大学 |
金賞
Rainy Days ―テクノロジーの創る体験空間―
銭谷 脩(信州大学大学院)

■売り場
:傘専門店
■商品カテゴリー
:傘
■取り上げた商品の特性・特徴など
:使用するシーンが基本的に雨の日にのみ限定される
思っていた商品と違うといったような、ショッピング(特にネットショッピング)などで生まれる購入時と使用時でのギャップが生じないことを重視するため、購入時の時点で出来るだけ実際の使用感をイメージ出来るようなリアルな体験のできる空間を目指した。
商品カテゴリーとして傘を選んだ理由としては、購入時と使用時のギャップがかなり大きい商品の一例としてわかりやすいと考えたからである。
嫌われがちな雨という天気を装飾やライティングなどで嫌味の出ないように表現することで、雨の日に傘をさすという行動を疑似体験できるようにする。このように、様々な補助によってよりリアルな体験ができることこそ、これからの現実空間での売り場に見出すべき価値であると考えた。
銀賞
FarMarket
高橋 知希(早稲田大学大学院)

■売り場
:スーパーマーケット
■商品カテゴリー
:野菜
■取り上げた商品の特性・特徴など
:鮮度や安全性が求められている
ネットショップやコンビニの台頭で、スーパーで野菜を買うということが少なくなってきているのではないかと思い考えた。アフターコロナの時代において、実店舗で商品を販売する意義が「体験」にあると考え、野菜農場のエリアをスーパーマーケット内部に設けるという提案である。スーパーマーケットで野菜を買うという行為に、新しいアクティビティの要素を追加させ、次の時代の野菜販売のあり方を提案した。
銅賞
ラベルレスペットボトル飲料用冷蔵庫
石蔵 由唯(同志社大学)

■売り場
:コンビニエンスストア
■商品カテゴリー
:ペットボトル飲料
■取り上げた商品の特性・特徴など
:ラベルレスペットボトル
今回制作したのは、ラベルレスペットボトル飲料用冷蔵庫です。近年、プラスティック樹脂の使用量を削減する取り組みとしてラベルレスペットボトルが普及し始めていますが、ラベルレスペットボトルはラベルを剥がす手間が省ける一方で、中身がむき出しになるため商品の魅力が下がってしまうというネガティブな印象があります。そこで、持続可能な社会の実現に向けてラベルレスペットボトルの普及を促進するための売り場をデザインしました。
この冷蔵庫は、従来のラベルやPOPに代えてデジタルサイネージを搭載することで消費者が視覚的に購買行動を楽しむことを可能にします。ネットワーク対応により天気やトレンドに応じて映像を容易に変更できる。
ことも大きな利点です。また、ラベルレスペットボトルの普及に伴いボトルデザインにも変化が生じ、触覚的に楽しめる凹凸をあしらったデザインが増加すると予想されるため、視覚だけでなく触覚も刺激される、持続可能な社会のための楽しい売り場になります。